篠ノ井総合病院最後の当直

9月11日、篠ノ井総合病院での最後の当直でした。

8年半お世話になりました。大きな事故がなく勤務することができてホッとしています。
篠ノ井総合病院は南長野地区の地域医療・救急医療の要と思います。

いくらM病院が7F建ての新病棟を建てようとも建物だけではよい医療はできないと思います。病院にはチームプレイが必要であり、呼べばすぐに駆けつける体制で、持ちつ持たれつで医師が頑張っていると思います。この素晴らしい篠ノ井の救急体制が維持されますよう願っています。しかし、医師の犠牲的・ボランティア的精神だけでは長期的維持は困難と思います。やはり長野地区医療大会での金メダル、やっているだけの評価（対外的）が欲しいと思います。篠ノ井ならいつでも診てもらえる、なんかあったときは篠ノ井に送ればよい、篠ノ井なら断らないだろう・・・そのようなコンビニ病院と急性期病院とのギャップが大きいと思います。これからは救急に患者さんを送る側になりお世話になると思いますが、母船の篠ノ井総合病院が盤石であって欲しいと願っています。