興ざめの日本シリーズ
阪神は眠れる獅子のまま終わってしまい、まるでロッテのためにあったような日本シリーズでした。3週間待ち続けた阪神と波に乗るロッテ、戦う前から勝敗は明らかでした。10点もの大差のつくゲームが続き、第4戦でようやく日本シリーズらしい戦いとなりましたが時すでに遅しでした。明らかに阪神のコンディションが悪く、同一条件での試合ではなかったと思います。今シーズンはセ・パ交流戦で盛り上がりましたが、最後に日本シリーズで盛りさがってしまったように感じました。本当に強いチームが勝つのが観たいのに、勢いがあるチームが勝つ試合しか観られないという不満が残りました。
そこで、セ・リーグとパ・リーグ一体となったプレーオフを行ってはどうかと思います。例えば、セ・リーグ1位とパ・リーグ2位、パ・リーグ1位とセ・リーグ2位で第1ステージを行い、4勝したチームが第2ステージに進み、そこで4勝したチームを日本一とします。さらに3位決定戦を行い各リーグの優勝は総合順位で決定します。そうすればセ・パ一体となったプレーオフとなり、どのチームも同一条件で試合することができると思います。また、セ・パ交流戦の盛り上がりを日本シリーズにも反映させることができるのではないかと思います。