夢をいつまでも
人生は20年毎に節目を迎え、学習期、発展期、成熟期、自我期の四大生活期に分けられるという説がある。20歳までが学習期、40歳までが発展期、60歳までが成熟期で、その後は個人として自分の為に生きる自我期へ移行するとされる。60歳の還暦は人生を総括しリセットする時である。自己の完成期を迎え、その後をどう生きるべきか考える時になる。今までは、猪突猛進、がむしゃらに突き進んできたが、これからは、細く長く焦らず、ゆとりを持って生きていきたく思う。たとえこの先が、失うことが多くなる人生となるとしても、日々何かを得ることができるように努めたいと思う。そして、サミュエル・ウルマンの“青春の詩”を心に留めて、夢を失うことなく人生を歩みたいと思う。
“年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる”
(長野医報:2018年1月)