COVID-19ワクチン接種後の死亡と薬剤疫学的評価の概要:全国民ベースの概観と提案:福島 雅典:LHS 研究所:2022/2/22 

我が国では2021年2月17日にCOVID-19ワクチン接種が開始されて以来,医師の自発報告によるワクチン接種後死亡例に関する臨床的に重要な情報が厚生労働省に累積されている.これらの情報については,厚生労働省に設置された検討部会において定期的に検討がなされ,都度そのデータが公表されてきた.これは全世界的に見て,一国の全国民ベースのリアルワールドデータとして極めて貴重である.
本論説では,この公表データを中心に,日本でのCOVID-19ワクチン接種者数に対する接種後死亡者数の推移,ワクチン接種後の死亡発生のパターン,死亡原因について臨床医学的意味が明らかになるように整理,可視化して論述する.さらにワクチン接種後の死亡発生のパターンと接種後の副反応出現パターンがヒストグラムの対比によりほとんど一致していることを指摘し,2021年7月に発表されたコミナティ臨床試験に関する論文の6カ月フォローアップ等のデータを交えながら,人類に初めて投与されたmRNA含有ナノ粒子であるCOVID-19ワクチン接種後の死亡の実態について論述し,ワクチン接種による長期的な副作用に対してフォローアップが必要との観点から,何をなすべきか提言としてまとめる.

https://www.lhsi.jp/docs/20220222_Overview_Covid19_Vaccine.pdf

接種後死亡までの日数ヒストグラム(Fig. 2)にて,ワクチン接種後死亡して報告があった症例の内,半数を超える人が数日以内に亡くなっている事実は,ワクチン接種とそれら死亡の間には,密接な関連があることを示唆している.

新型コロナ感染後の死亡率およびワクチン接種後の死亡率
新型コロナ感染の死亡率はインフルエンザの3.48倍であるが、新型コロナワクチン接種後の死亡率はインフルエンザワクチン接種後の157倍と高値であり、新型コロナワクチンの危険性は相対的に高い。